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学習教材制作サービス 導入事例

株式会社KEIアドバンス

株式会社KEIアドバンスは、大手進学塾「河合塾」のグループ企業。大学や高等教育機関が持つ、さまざまな経営課題を解決するための事業を展開している。今回、その一つである「大学の運動部学生のためのデュアルキャリア育成支援事業」での教材をエコーインテックで制作。制作にあたっての背景や課題などを同社の酒井さんにお伺いした。

株式会社KEIアドバンス

高等教育事業企画開発部 部長
酒井 智行 様
社名 株式会社KEIアドバンス
所在地 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2 ヒューリック麹町ビル6階
URL https://www.keiadvanced.jp/
事業内容 教育を柱に、大学のパートナーとしてともに大学の経営課題解決のための事業、キャリア・チェンジのためのスクール事業、日本の教育を変える新規事業の3つの事業を展開している

課題からの解決までのフロー

 

━━まず、御社の主な業務内容と酒井さんのお仕事内容を教えてください。

当社は河合塾のグループ会社です。河合塾はご存知のとおり進学塾で、高校生や高等学校に対して情報を提供しておりますが、一方、当社は大学へのご支援、高等教育機関に対してのサービスをご提供しています。
私はその中で「高等教育事業企画開発部」という部署で、高等教育機関を支援する事業の立ち上げを行う仕事をしています。

 

━━今回制作の「運動部学生のためのスポーツ探究ことば入門」は、どのような方がどのような目的で使われるテキストですか?

当社は、一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)のアカデミックパートナーになっており、運動部学生の皆さんに特化した学習支援プログラムを開発しています。今回お願いした「スポーツ探究ことば入門」は、数学、英語、ことばという3科目の教材のうちの1つで、大学の運動部学生のデュアルキャリア形成を支援する目的で作っています。

スポーツはいつか引退をしなければならなくなります。大学までスポーツ一筋できた学生さんも、卒業後は社会にでてスポーツを専業としない生活をしていくという方がほとんどなんですね。そうなると、スポーツだけやってきたというのではその後のキャリアをうまく形成していくことは難しいので、様々な能力や知識、教養を大学でしっかり身につけて社会に出ていくことが求められます。そこで、スポーツと勉強を両輪でやっていただくことを「デュアルキャリア」と呼んで、運動部学生の皆さんにお伝えしています。

 

 

━━ 御社が教材作りで、大切にされていることや工夫されていることがあれば教えてください。

運動部の学生さんは、大学入学時の段階で、1つの競技種目をもう10年とか15年とかやってこられた、また一般の学生とは異なり、全国大会出場や地区大会の上位を争うようなしびれる場面を経験してきた方々なんです。
ですので、コンピテンシーについては、すでに極めて高い能力をお持ちだと思います。でもリテラシーについては、今までなかなか身に付ける時間が少なかった。大学でも自分のスポーツでの競技力を上げることを第一として頑張っていらっしゃいますが、「ことば」や「英語」、「数学」にも興味を持って身に付けていくことで、ご自身のキャリアを豊かにしていただければと思っています。これが教材制作の狙いです。

教材の誌面は、文字がずっと続いてるWordの文書みたいな感じだとなかなか辛いですよね。だから表組みや箇条書きを多用した「見てすぐわかるようなデザイン」、説明もあえて難しい表現を使わず、理解しやすいように作っています。

そういう意味で、今回エコーインテックさんにお願いしたフォーマットは、要点を踏まえたわかりやすいデザインに仕上げていただけたと思っています。

━━今回の教材制作にあたり、御社でお困りだった課題とは?

まず、制作費用です。私自身が今まで紙の教材はあまり作ってきてないこともあり、いままでお願いしてきた会社が出す見積書の単価が高いのか安いのか、正直わかりませんでした。そこでネットでいろいろな制作会社さんを調べました。3社ぐらいご説明して見積りをいただいて検討しました。質を落とさず、できるだけコストを抑えたかったんです。
それから、制作期間です。かなり短いスケジュールで作らないといけなかったんです。だからこの2つのリクエストに応えていただける会社さんにお願いする必要がありました。エコーインテックさんはこの両方ともが、当社の条件にあっていたので、お願いしました。

 

 

━━弊社はデザインは国内で行い、制作はオフショアで行います。費用は国内に比べて安くご提供できていると思います。ご希望の制作期間についても、マンパワーがあるので全く問題ありませんでした。

営業の方が「フォーマットデザインについては、国内でデザインします。そこには少しお時間をいただき、組版は大量でも対応できる中国の大連にある制作現場で、早くきっちり仕上げます」とおっしゃっていて、感心したんです。そういうビジネスモデルもあるんだなあと。

━━中国の制作現場とのやりとりはいかがでしたか?

そうですね。文章内容の修正とか、メールでのやりとりも全く問題なかったです。
Web会議で、中国現場の代表の方とお話したんですけど、進捗状況など流暢な日本語で丁寧に対応いただいて、しっかりやっていただけたと思っています。
またご一緒する機会があれば、ぜひお願いできればと思っています。

━━本日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


 

KEIアドバンス_ロゴ

 

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