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カタログ制作・自動組版サービス 導入事例

日本フードデリバリー株式会社

累計160,000社が利用する日本最大級の宅配弁当予約サイト「くるめし弁当」が
ウェブ注文が苦手なユーザー向けに紙カタログを「自動組版でスピーディー制作」

日本フードデリバリー株式会社

運営グループ 制作チーム
照井 千紘 様
運営グループ 制作チーム
斎藤 政智 様

※左から

社名 日本フードデリバリー株式会社
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-23−12 フォンティスビル7F
URL https://www.jfd.co.jp/
事業内容 インターネットを活用した法人向けの食事デリバリーサービス。会議弁当や仕出し弁当を配達・デリバリーするサイト「くるめし弁当」を運営している。そのほかケータリングサービスの専門サイト「シェフコレ」や、オフィスの従業員向けに宅配日替わり弁当をデリバリーするサイト「ヒトハコ」も運営中。

「くるめし弁当」は、日本フードデリバリー株式会社が運営する、国内最大規模の法人向けのお弁当の宅配サービスサイトです。
仕事の重要なツールとして使われることも多い会議弁当やロケ弁当、1,000個、2,000個単位で注文される大規模イベント用弁当などを、全国の約16万社の企業から注文を受けてデリバリーしています。
同社の企業ポリシーは、お弁当の発注担当者に「失敗しない体験」を提供すること。働く人の食の探し方、楽しみ方の体験をカスタマーファーストでサポートしています。
そんな同社が、今回、エコーインテックの「自動組版サービス」を利用し、「紙」の「くるめし弁当カタログ」を制作されました。「自動組版ありき」で制作に至った経緯や当社のサービスを利用した感想などについて、同社運営グループ 制作チームの照井さんと斎藤さんにお話を伺いました。

   

課題からの解決までのフロー

ウェブだけでは届かないお客様や利用しづらいお客様を「紙カタログ」でサポート

━━ まずお二人のお仕事のご担当や内容を教えてください。

照井さん:お客様の購買促進に関わることを担当しています。メルマガやWEB広告のようなオンライン施策からオフライン施策まで、企画・立案・実行まで幅広く担当しています。

斎藤さん:制作の実務ではなく、全体のディレクションをやってます。仕様が決まると照井とすり合わせて要件を落としこんで、デザイナーにデザインしてもらうといった感じですね。

━━ ウェブ注文サイトを運営の御社が、紙のカタログを作られた理由を教えてください。

照井さん:「くるめし弁当」のユーザー様の8割がウェブ注文で、残り2割は電話とFAXが少しです。リピーターの方も多いですが、お弁当の注文を「紙」でないと認知できない方々がまだ一定数いるんじゃないかっていうのが、ずっと私たちの想定の中にありました。

1つの例として、テレビ業界の方がよく使うロケ弁の注文は「ロケ弁はここが美味しいよ」みたいな紙のメモが、代々の発注者さんによって引き継がれていると聞いてます。そういった流れだと、いつも決まったところに頼むことになってしまいますよね。だったら「くるめし弁当」サイトのお弁当情報を載せた紙のカタログを作って、そういった方々にお送りしてみたらどうだろう、と。
それから、「くるめし弁当」のユーザー様にアンケートを定期的に取っているんですが、その中に「ウェブ画面だと上司に稟議を取りにくい」「会議弁当どれがいいですか?って一人一人にパソコン画面で確認していくのは手間がかかる」って声があったんですね。ウェブではまだちょっと届かないところですよね。紙のカタログだったら一覧で見られるから、そういったお客様にはカタログをお配りしたほうがいいのかと考えました。

自動組版の納品までのスピード感と正確性にびっくり!

━━ カタログの制作方法を「自動組版」にしたいと考えられた理由はなんですか?

照井さん:「自動組版」は私ではなく、弊社社長の石川がたまたま見つけてきたんです。
カタログを作るとなった時、一番心配していたのは「情報の更新性」という部分です。ウェブを見た時、カタログの情報がすでに載ってなかったりといったことが怖いので、なるべく早くスピーディーにお客様の手元に届けたいというのがありました。
だから、手作業で作られている制作会社さんだと、ちょっとスピードが物足りないかな? と。

━━ カタログ制作にあたって当社の「自動組版サービス」を採用された理由をお聞かせください。

照井さん:長くお付き合いできる会社さんを探したくて、今回色々な制作会社さんからお話を伺いました。エコーインテックさんは、カタログ制作に関して融通が利くというか、長くお付き合いできると感じました。それから、なんといっても制作のスピード感です。
こちらがデータをお渡ししてから、帰ってくるまでのスピードにともかくびっくりしました。多分ゴールデンウィーク前の4月24日とか25日とかにデータ一式をお渡しして、連休明けに戻るかと思っていたら、4月28か29日には納品されましたから。

それからその後、いただいたPDFとお渡ししたマスターデータを1個ずつチェックしたんですけど、 あ、ここ誤字だ、どうしようって見た時、あ、私のデータが違うんだ! 全部データ通りできてるんだって(笑)。正確性がすごいですね。
本当にマスターデータをミスできないなっていうのはすごく感じましたね。

━━ 費用面ではいかがでしたか?

斉藤さん:カタログ制作って人件費がかなりかかる部分なので、今回はエコーインテックさんのサービスを利用させてもらって、費用面でだいぶ減らせたんじゃないかな?と思いました。

照井さん:価格についてもありがたかったです。これも今回エコーインテックさんにお願いした理由です。

マスターデータの精度とInDesignフォーマットの作り方で自動組版の仕上がりが決まる

━━入稿するデータの整理や準備は大変ではなかったですか?

斉藤さん:自動組版の誌面はこんな風に生成されていくということを、事前にお伺いできていたのがよかったと思います。
自動組版は、情報の粒度というか、誌面を分解して固まりの単位にしてcsvからデータを流し込んでいくというイメージができていたので、フォーマットのボックスはこの単位で分けて作っておいた方がいいとか、ある程度勘どころを掴めていたので、そんなに苦労した面はなかったんじゃないですかね。

照井さん:テキストのマスターデータは、開発のプログラマーたちにある程度作ってもらえたので、そんなに問題はなかったんですが、カタログ用の画像をクラウド上から探してくる作業に時間がかかりました。これは弊社のデータ管理の問題なんですが、今回95店舗で各店舗ごとに9商品近くずつありますので、すごく時間がかかりましたね。写真はお店からいただくものも撮影するものもあるんですが、長い年月をかけて溜めていたので(笑)。これから写真の管理は、高解像度のものをウェブ用とカタログ用に作って保存しておけばいいなぁと。次回からこうしようというのも考えられたので、よかったです。

━━当社の自動組版サービスでご要望があれば教えてください。

照井さん:今回は1ページに9商品を同じ大きさで区切って載せたんですが、商品ごとに大きさを変えるとか、そういったことを細かく決めていけば、デザインに変化も出るし、なんか読んでて面白い誌面ができるんじゃないかと思ってます。

斉藤さん:エコーインテックさんの自動組版サービスは、InDesignも納品いただけたので、納品の後、こちらで追加したり修正もできました。
それと、今回はちょっと難しいかな? ってご相談しなかったんですが、商品名で改行するとか、文字数が多かったり少なかったりしている部分があるので、その辺りの調整って自動でできるものなんですか?

━━できます。まず改行はマスターデータのテキストの区切りたい文字の次に、そのドキュメントで絶対使っていない記号(例えば♪とか<br>とか)を入れておくと、それを目印に自動改行します。文字量が多いボックスと少ないボックスの位置揃えですが、フォーマットの作り方を工夫することでも解決できますし、自動組版でも処理できます。

斉藤さん:それと自動組版サービスはInDesignですよね。当社のデザインチームはIllustrator主体で、今回はたまたまInDesignを使えるスタッフがいたんですが、フォーマットを継続して使うためにも属人化させたくないので、例えばIllustratorで指示を作って渡せば、自動組版用のInDesignフォーマット作成からお願いすることも可能ですか?

━━はい、もちろん大丈夫です。先ほどお話があった、この商品は1コマだけど、この商品は3コマにするとか、誌面にバリエーションを持たせるデザインの自動組版用フォーマットが作れます。ただ変則的なレイアウトは自動組版には向かなくて、手動のほうが良い場合もあるので、ご要望を伺ってご提案させていただきます。

照井さん:紙のカタログについては、今回のお客様の反応を見て、東京で別冊を作るのか? 大阪か? その時は事前にもっと色々要件を詰めてご相談しますね。ぜひまたお願いします!

━━本日はお忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


  

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